花田治療院

開業して半年もたつと、次第に挨拶程度のご近所付き合いも出来てくる。最近良く合う３、４歳位の男の子を保育園へ連れて行く途中の親子。その男の子はよく見る顔だからなのか自然と挨拶してくれるようになり時々手の甲に書いたキャラクターの絵を変身ポーズをしながら見せてくれるとてもやんちゃそうだけど、きちんと挨拶の出来る礼儀正しい子である。ゴーオンジャーや仮面ライダー・キバなのかな？と思いきやジャムおじさんだったりアンパンマンだったりする。ポーズとは違う絵に戸惑いいながら笑顔で見送る私。
何故にこのアクションヒーローを知ってるんだ？と言われそうなのでお答えしよう。それは、毎週日曜日に見ているからだ。

それはさておき、何がショックだったかというと
今朝もこの男の子と会った。お母さんの「朝の先生だよ〜」
の声にいつもの天使のような笑顔で振り向いてくれたはよいが、目が合ったとたん「ぎゃぁ〜、わぁ〜」と泣き出したしまった。「どうして？」と思ったが、男の子曰く「しぇんしぇ〜だだい」。聞き取れなかったが「先生じゃない」と言っているそうだ。お母さんに抱きつきながら私の横を通り過ぎた親子。
治療院手前のクリーニング屋さんの前でガラスに映った自分を見て「あっ」。そういえば頭丸めたんだよな。
頭を丸めた私はそんなに怖いのかな？
角を曲がり姿は見えなくなっても、まだ泣き止まぬ男の子。
その声を聞きながら、「やはり、スキンヘッドはやめよう」と心に誓った。

やっと髪を切ることが出来た。この前切ったのが６月の始めだったのでもう３ヶ月も切っていなかった。比較的、髪の伸びるのが遅く以前は半年に１回の割だった。数年前から高校生以来の坊主頭にしてからも４ヶ月に１回のペースだったが今回は少し早いようだ。もしかしたら！いや、もしかしなくても毛根が復活したのかも(^o^)とわずかな期待を持っていたのだが、床屋のおいちゃん曰くてっぺんが・・・。
正直、てっぺんの薄々状態には気づいていたのだが昔から世話になっている床屋なので
おいちゃん、「てっぺんが何？」と聞き返すと
「うん、てっぺんの髪の毛が柔らかくて刈るのが大変だよ〜」。いくら馴染みの客だからといってもさすがにはっきりと言うのには抵抗があったらしくやんわりとした言葉で返してくれた。がカミカミで言われてもなぁ〜。
今度髪を切るときには思い切ってスキンヘッドにしようかな。

毎朝見る通勤電車。去年の１２月までは私も泉岳寺まで約１時間の電車通勤。ラッシュのまっただ中だったので夏場の通勤ほど辛いものは無くいかにしてエアコンの下を陣取るが快適な通勤ライフを送る勝負のカギだった。
今は自転車３分の通勤？時間。家を出る時間に大差がないので、線路脇を通り抜ける時ちょうどいつも乗っていた電車が通過する。今日は混んでるな！あれ？今日は意外とすいてそうだ。西新井に移転して半年、通勤電車がすでに思い出になっている。時間が流れるのはやはり早い。

先日、秋の気配がと書いたばかりなのにまた暑さが戻ってきた。少し、いやほんのちょっとだけメタボだが暑いのは苦手ではない。逆に汗をかいた方が体調は良い。でも、さすがに治療中に汗をダラダラかくのは寝ている患者さんも気が気でないだろう。
かといって、エアコンの温度を私が心地よい温度に設定すると患者さんから「寒いよ」と言われてしまう。
もちろん窓もあり入り口もあるから空けておけば風が通るので涼しいのだが、治療院の前は人通りがあまり無い割に車の往来が激しい。特に配達の車が抜け道として使っている為、入り口を開けておくとうるさくてしょうがない。
今日もすでに下着のシャツを３枚も取り替えた。
食欲の秋とはいえ、少し痩せなきゃいけないかなぁ〜

約２週間前、日本女子ソフトボールチームが宿敵アメリカをくだし念願の金メダルを取った事は記憶に新しいところである。帰国した日本チームに取材は殺到！特に２日間で３試合、４００球以上投げた上野由岐子投手には、特集や独占インタビューが組まれ放送されていた。その中で私の目についた物は上野投手が大切にしている物。１つはアンパンマン、そしてもう１つは「須永博士」さんという方の本。
私が目を奪われたのはこの言葉がだった。

「人に負けてもいい。
しかし、やるべきことをやらない自分の弱さには負けたくない。」

この人の本を読んでみたいと思った時、運悪くすでに次のYTRが流れてしまい作者の名前を見落としてしまった。
しかし今日、登録しているメルマガにこのことが書かれていた。見つけたときには何となくあった胸のモヤモヤが取れた気がして朝からとても清々しい気分である。
口に出さなくても、思い続けていると捜し物は見つかるのかもしれない。